2月1日発売予定の雑誌「関東・東北じゃらん」3月号にて
花泉 稲穂シリーズ「特別純米酒」をご紹介頂きました。
「これ飲まなきゃ!東北の銘酒たち」という特集のページです。
宜しければご覧ください。
花泉 稲穂シリーズ「特別純米酒」についてはこちらから。
じゃらんについて詳しくはこちらから。
先日、「巡回指導」といって年に一回、
福島県ハイテクプラザの先生が蔵にいらっしゃる日がありました。
今回は副センター長、鈴木賢二先生がいらっしゃいました。
酒母、麹、醪と一通り見ていただき、
最後に新酒や、現在販売中の酒を利酒していただきました。
「造りも良く、市販酒も特に指摘するところはありません」と
お褒めの言葉を頂き、一同ほっと致しました。
ちなみにこの日
鈴木先生には某TV番組の密着取材がついていました。
オンエアは春ごろとのこと。
どのような番組になるのか楽しみですね。
余談ですが先生は取材の方に
「一ロ万」「ZEロ万」「創業百周年記念醸造酒」を
特に薦めて下さっていました。
現在発売中の市販酒も、
これからリリースを迎える様々なお酒も、どうぞご期待下さいませ。
ロ万シリーズからは「かすみロ万」がまもなくお目見え。
2月上旬の発売を予定しております。
おはようございます、花泉酒造です。
新成人を迎えられた
二十歳の皆様、おめでとうございます。
今年は成人式の延期や中止を耳にすることが多く、
身近でもやはり、例年とは異なる成人式を
迎えざるを得なかった新成人の方がおり
胸が痛む思いです。
同級生との再会が叶わなかった方や、
新型コロナウイルスの影響で
今なお様々な困難に直面している方も多いことと存じます。
今年3月で東日本大震災からは十年を迎えますが、
発災からしばらくの間、
福島県では何もかもが通常通りとは叶わない時期が続きました。
今でも以前とは異なる形になっている事柄が、多くあります。
それでも十年という時を経て、
ここまで戻ってきた、
もしくは、
逆に以前よりも前進してきた姿があります。
現在の困難を乗り越え、
必ずや皆様の前に、
より良い未来が広がることを信じて。
今年どのような形であったとしても新たな一歩を踏み出された
新成人の皆様へ、
心よりお祝いを申し上げます。
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さて、二十歳を迎えて初めて
経験できるようになることの1つに、
お酒との出会いがあるかと思います。
私自身が二十歳を迎えお酒が飲めるようになってからは
だいぶ時が経っていますが(!)、
楽しい時や嬉しい時、悲しい時、怒りたい時、祝いの時、、、。
どんな時でも日々に欠くことのない風景は
“食べること”であり、
飲むことは多くの場合それに伴っていて、
そして日々の連続のなかで、気が付けば歳を重ねていきます。
お酒がそそがれたグラスの向こう側に、
乾杯を交わそうと伸ばした腕の先に。
自然と思い浮かぶのは、
あの人やあの人達の、いくつもの笑顔です。
(最近では、画面の向こう側にも)
二十歳を迎えた皆様の前には
十代の頃よりも広い世界が待っていて、
そこには、
今まで以上にたくさんの人との出会いがあり、
仲間と食事やお酒を共にする機会があり、
(今は制限があったとしてもいずれもっと!)
その中に
日本酒がある風景も度々訪れることと思います。
それらは
とても素敵で、素晴らしいものだと、
胸を張ってお伝え出来ます。
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お酒はどうぞ適量を。
そして是非、“美味しい”お酒との出会いを。
日本酒に限らずクラフトビールなどもそうですが、
これ程多くの蔵や銘柄があるということは、
きっとあなたが“美味しい”と心から感じる味わいが
世界のどこかに1つは存在するだろう!
という可能性と、イコールでもあるのではないでしょうか。
酒屋さんや飲食店さん、
親御さんや先輩、友人など周りの人が
そのきっかけを与えてくれるキーパーソンかもしれません。
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そしてもう一つ。
日本酒の世界は、
日本の米と、水、地域の恵みから生まれる世界です。
地域ごとの魅力と共に、
各地の日本酒は存在しています。
日本酒の味わいに土地を感じることもあれば、
旅の途中で出会う日本酒だからこその
風情を感じる日も、訪れることと思います。
日本の美しい風土があってこそ、
この文化は続いてくることが出来ました。
日本酒が、誇れる日本の文化である所以です。
新成人の皆様、
ようこそ日本酒の世界へ。
どうぞ、あなたなりの楽しみを開拓して行って下さい。
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
新型コロナウイルスの影響により
例年とはまったく異なる厳しい状況下ではございましたが、
おかげさまで弊社も101年目に歩みを進めることができます。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
花泉酒造は本日より通常営業致しました。
本年も、「花泉」「ロ万」をなにとぞご愛飲、
ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和三年 一月