火入れとは

火入れではしぼったお酒を約63℃前後まで加熱し、その後急冷します。

急冷することが大切で、火入れ後すぐに冷やすことで酒質を維持します。

火入れの主な目的は清酒中に残っている酵素の働きを止めることで、
酵素の働きが止まることで生酒の場合と比べ、
その後の味わいの変化が抑えられ酒質が安定するとされています。

使用酵母や使用酒米の種類などにもよりますが
火入れを行うことで甘みが増して感じられたり、香りが穏やかになったりと、
弊社では目指す酒質に応じて、商品ごとに火入れの有無を使い分けております。

名称は
火入れを行わないお酒が【生酒】
一度行うお酒が【一回火入れ】
二度行うお酒が【二回火入れ】
となります。

時にはこのような<火入れ>の違いを1つの切り口として、
お酒をお楽しみ頂ければ幸いです。

例えば、使用米や精米歩合が同じである
「ロ万 純米吟醸 二回火入れ(旧だぢゅーロ万)」と
通年商品の「ロ万 純米吟醸 一回火入れ」との火入れ回数の違いによる飲み比べなども
よろしければ是非一度お試しください。

 

(Instagram 2023/4/24投稿「火入れとは」より)

 


PAGE TOP

error: Content is protected !!