火入れとは

2022BYより「だぢゅーロ万」から名称変更となりました「ロ万 純米吟醸 二回火入れ」。

こちらの商品名にある<二回火入れ>とは?

今回は日本酒造りにおける「火入れ」について
少しお話しさせて頂ければと思います。

火入れではしぼったお酒を約63℃前後まで加熱し、その後急冷します。

急冷することが大切で、火入れ後すぐに冷やすことで酒質を維持します。

火入れの主な目的は
清酒中に残っている酵素の働きを止めることで、

酵素の働きが止まることで生酒の場合と比べ、
その後の味わいの変化が抑えられ酒質が安定するとされています。

使用酵母や使用酒米の種類などにもよりますが
火入れを行うことで甘みが増して感じられたり、香りが穏やかになったりと、
弊社では目指す酒質に応じて、商品ごとに火入れの有無を使い分けております。

名称は
火入れを行わないお酒が【生酒】
一度行うお酒が【一回火入れ】
二度行うお酒が【二回火入れ】
となります。

時にはこのような<火入れ>の違いも1つの切り口として、
お酒をお楽しみ頂ければ幸いです。

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