2023年

火入れとは


花泉ライブラリー

2022BYより「だぢゅーロ万」から名称変更となりました「ロ万 純米吟醸 二回火入れ」。

こちらの商品名にある<二回火入れ>とは?

今回は日本酒造りにおける「火入れ」について
少しお話しさせて頂ければと思います。

火入れとは?

火入れではしぼったお酒を約63℃前後まで加熱し、その後急冷します。

急冷することが大切で、火入れ後すぐに冷やすことで酒質を維持します。

火入れの主な目的は清酒中に残っている酵素の働きを止めることで、
酵素の働きが止まることで生酒の場合と比べ、
その後の味わいの変化が抑えられ酒質が安定するとされています。

使用酵母や使用酒米の種類などにもよりますが
火入れを行うことで甘みが増して感じられたり、香りが穏やかになったりと、
弊社では目指す酒質に応じて、商品ごとに火入れの有無を使い分けております。

名称は
火入れを行わないお酒が【生酒】
一度行うお酒が【一回火入れ】
二度行うお酒が【二回火入れ】
となります。

時にはこのような<火入れ>の違いを1つの切り口として、
お酒をお楽しみ頂ければ幸いです。

例えば、使用米や精米歩合が同じである
「ロ万 純米吟醸 二回火入れ(旧だぢゅーロ万)」と
通年商品の「ロ万 純米吟醸 一回火入れ」との
火入れ回数の違いによる飲み比べもよろしければ是非一度お試しください。

写真左「ロ万純米吟醸二回火入れ(旧だぢゅーロ万)」
写真右「ロ万純米吟醸一回火入れ(通年商品)」

写真左「ロ万純米吟醸二回火入れ(旧だぢゅーロ万)」
写真右「ロ万純米吟醸一回火入れ(通年商品)」

(Instagram 2023/4/24投稿「火入れとは」より)

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2022BY「皐ロ万」発売開始


お知らせ

ロ万シリーズより
2022酒造年度醸造(2022BY)
「皐ロ万 純米大吟醸 一回火入れ」の出荷を開始致しました。

新緑の爽やかさと皐ロ万の綺麗な味わい、
ラベルのグリーンが重なります。

酒造りにとって欠かせない大切な米作りが始まる、この季節。
種籾から苗、苗から稲へと育つ彼らと共に生きる日々を想いながら…。
自然への感謝が生んだ「皐ロ万」です。

【米作りから酒造りへと、繋がる想い ―――

皐月の頃、田に若苗が青く一直線に並ぶさまに生命の営みを感じ、
やさしい風に吹かれ、そよそよと心地よくささやく苗の美しさに感動を覚える。
小さな種籾一粒一粒から、会津農家が大切に育てた苗たち。
大地に根をはり、夏の陽射しや風雨をも受け止め、健やかに育つ。
若かった穂がいつしか黄金色に染まり、その一生と想いを酒造りは引き継ぐ。
美しくまろやかな表情は、時とともに成長していく。

「皐ロ万」 純米大吟醸 一回火入れ
 ・使用米 五百万石、ヒメノモチ
 ・精米歩合 45%
 ・アルコール分 15度
 ・酵母 うつくしま夢酵母
 ・仕込み水 「高清水」(水源の森百選)&地蔵沢水源
 ・容器容量 1.8L、720ml
 ・要冷蔵保存

※ロ万シリーズは特約店限定販売商品となります。
 恐れ入りますが全国の特約店にてお買い求め下さい。
※発売日は各特約店によって異なりますので
 詳しくはお店までご確認下さいますようお願い申し上げます。

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ロ万シリーズについて

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連休のお知らせ


お知らせ

いつも花泉・ロ万をご愛顧頂き大変ありがとうございます。

誠に勝手ながら次の通り、弊社休業日とさせて頂きます。

ご迷惑をおかけ致しますが何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。

<休業期間>
4月29日(土・祝)~30日(日)
5月4日(木・祝)~7日(日)

どうぞよろしくお願い致します。

★弊社商品のご購入について★
申し訳ありませんが弊社では直接の通信販売等は行っておりませんので、
酒屋さんを通じてお買い求め頂ければ幸いです。
弊社のお酒は全国の特約店様よりお買い求め頂けます。
特約店をお探しの際は、下記のURLよりご覧頂ければ幸いです。
読みにくい場合などはお気軽にお問い合わせください。

★全国の弊社特約店一覧★
https://hanaizumi.ne.jp/stores/agent

※ちなみに南会津町の玄関口である「会津田島駅」前には日本酒の自動販売機があり、
町内4蔵の日本酒の飲み比べがお楽しみ頂けます。
帰省やお出掛けの際、ドライバーでない方はぜひ一度お試しください。

※休業中に南郷地域をご訪問予定で、その際にお酒をお探しのお客様は
ぜひ地元の特約店に足を運んで下さいますようお願い申し上げます。
素敵な店主の皆様があたたかく迎えて下さることと存じますのでどうぞ宜しくお願い致します。

南郷地域の桜が見頃を迎えています


お知らせ

地元、南会津町南郷地域の桜が見頃を迎えています。

今年の春は暖かくなるのが早く
例年よりも2週間ほど早く満開となりました。

今週末が見頃となりそうです。

よろしければ少し遅く来た春を楽しみに、南郷へお越しください。

伊南川堤防沿いに咲く桜
伊南川堤防沿いに咲く桜
伊南川と桜
南会津町南郷地区の桜

地元の特約店では
花泉&ロ万を多数お取り扱い頂いております。
そのほか地元の菓子店のお菓子や
地元牧場のヨーグルトなども・・・。

南郷へのドライブの帰りにお土産をお探しの際は
地元特約店や道の駅きららへ是非お立ち寄り下さい。

特約店一覧(上から7店舗目までが地元・南郷地域の特約店となります)


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甑倒し


花泉ライブラリー

甑とはお米を蒸すために使う道具のことで、
一般的な三段仕込みでは仕込み終了に伴い
甑が役割を終え、倒して洗ったり片付けられたりすることから
仕込み終了のことを「甑倒し」と呼びます。

(Instagram 2023/4/12投稿「2022BY 仕込み終了」より)

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2022BY 仕込み終了


お知らせ

花泉酒造 2022BY 甑倒し 蔵人集合写真

本日で弊社は2022BYの仕込み終了、
甑倒し(こしきだおし)を無事に迎えることができました。

甑とはお米を蒸すために使う道具のことで、
一般的な三段仕込みでは仕込み終了に伴い
甑が役割を終え、倒して洗ったり片付けられたりすることから
仕込み終了のことを「甑倒し」と呼びます。

弊社は全銘柄でもち米四段仕込みを行っておりますので、
まだしばらく四段仕込みは続き、醪の管理、しぼりなども続きます。

そしてお酒が完成したあとも瓶詰め、貯蔵管理、出荷の準備等々と
美味しい状態で花泉&ロ万をお届けすべく行うことは途切れ目なく続きますが

今夜はひとまず、お祝いです!

祝・仕込み終了。

ありがとうございました!

引き続き花泉・ロ万を宜しくお願い致します。

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2022BY「ロ万二火」発売開始(だぢゅーロ万より名称変更致します)


お知らせ

ロ万シリーズより
だぢゅーロ万より名称変更となります
2022酒造年度醸造(2022BY)
「ロ万 純米吟醸 二回火入れ」の出荷を開始致しました。

ロ万 純米吟醸 二回火入れ


シリーズ唯一の<二回火入れ>のロ万。

今まで「だぢゅーロ万 純米吟醸 二回火入れ」という名前でご愛顧頂いておりましたが
2022BYから「ロ万 純米吟醸 二回火入れ」と名称を変更しリニューアル致します。

短くは「ロ万二火」(ろまんにび)と呼んで頂ければ幸いです。

ラベルの装いはこれまでと変わらず、
紺色をベースにベージュのきらきらとしたロ万ロゴ。

造りで目指す味わいは
だぢゅーロ万の心を引き継ぎます。


【めぐる四季の彩りと、ロ万―――】
春、のどかな陽射しのもと雪は解け雫となり、夏は緑の生命感に輝く。
秋には黄金色の稲穂が大地を照らし、山々が錦秋の彩りに満ちると、その姿に癒される。
冬は澄んだ星空とともに訪れ、やがて美しくも厳しい雪が里を白銀の世界に変える。
その寒さのもとで酒造りは進み、ふたたび季節は巡る。
そして雪は清らかな水となり人々を支えてくれる。
民と里とがともに生きるなかで醸された、優しい香りと味わい。
時とともに深まる味わいも、お楽しみください。


「ロ万 純米吟醸 二回火入れ」
・使用米 五百万石、夢の香、ヒメノモチ
・精米歩合 55%
・アルコール分 15度
・酵母 うつくしま夢酵母
・容器容量 1.8L、720ml
・要冷蔵保存

商品名にある<二回火入れ>とは・・・?
<火入れ>について気になる方は是非こちらの投稿をご覧ください。
公式Instagramの投稿へリンク致します。

※ロ万シリーズは特約店限定販売商品となります。
 恐れ入りますが全国の特約店にてお買い求め下さい。
※発売日は各特約店によって異なりますので
 詳しくはお店までご確認下さいますようお願い申し上げます。

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4/24(月)@郡山市 福島県酒造組合主催「春の新酒まつり」に参加致します


イベント

このイベントは終了しました。
4/24(月)に郡山ビューホテル・アネックスで開催されます
「春の新酒まつり」に当蔵も参加致します。

ぜひこの機会にふくしまのお酒とコース料理との素敵な時間をご堪能ください。

【開催日】2023年4月24日(月)17:30受付開始
【参加費】お一人様8,000円(税込)※先着200名
【内 容】座席指定着席 コース料理 お土産付き
【場 所】郡山ビューホテル・アネックス

【詳細・チケット購入方法】詳しくは、下記URLよりご確認下さい。
 ●福島県酒造組合のイベントページ 本チラシもこちらのページからご覧頂けます
 ●Peatixのイベントページ

【タイムスケジュール】
17:30 受付開始 
18:00 福島県春季鑑評会知事賞受賞式
18:30 春の新酒まつり 開宴
20:30 終宴予定

【主催・お問い合わせ】
福島県酒造組合 福島県酒造組合公式Instagram
電話 024-573-2131
営業時間 平日9:00~17:30(土日祝日は休業日)

限定吸水とは


花泉ライブラリー

限定吸水とは

日本酒造りには多くの工程がありますが、それぞれに大切な役割があります。

今回は「限定吸水」についてお伝えしたいと思います。

純米吟醸、純米大吟醸、吟醸、大吟醸など高精白のお酒の原料米は
「限定吸水」といって少量ずつ小分けで洗米を行い、
狙った水分量に吸水させてから酒造りに使用します。

より良い醸造に繋げるためには
それぞれ麹造りや仕込みに適した蒸かし上がりが大切で、
そのためには吸水歩合がポイントとなるためです。

限定吸水 洗う米を投入する

具体的には洗米時間と浸漬時間を秒単位で調整し、
最終的にお米が吸う水の量がベストになるようにします。

限定吸水 時間を細かく測りながら行う

季節によって外気温はもちろん水温も変化するため、
限定吸水はそれらの変数を考慮しながら行います。

時間と手間はかかりますが、とても大切な工程です。

限定吸水 

高精白のお酒の仕込みが続く2期目は特に限定吸水が多くなります。
蔵人達は交代制で、午前から午後にかけて寒いなか
半日近く限定吸水を行う日も続きました。

外気温も水温も冷たいなかでしたが、「良い酒を」との想いとチームワークで
連日の限定吸水を乗り越えて来たのではと、そばで見ていて感じました。

ちなみに3月に入り暖かい日が増えてきますと
今度は寒い時期とは異なる環境下で、
やはり外気温や水温を考慮しながら限定吸水を行います。

限定吸水 浸漬

写真を撮影した年の限定吸水は3月中旬頃終了致しました。
高精白のお酒である純米吟醸、純米大吟醸、
吟醸、大吟醸などの仕込みがひと区切りを迎えたためです。

限定吸水 

美味しいお酒となるための大切な工程のうちの1つ、
「洗米」「浸漬」「限定吸水」のお話でした。

(Instagram 2023/3/22投稿「限定吸水とは」より)

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商品案内「そのほかの商品」ページにオリジナルグッズの写真を追加致しました


お知らせ

平素より花泉・ロ万をご愛顧頂き誠に有難うございます。

このたび商品案内ページのうち「そのほかの商品」のページに
オリジナルグッズの写真を追加致しました。

オリジナルグッズは、当蔵売店もしくは
一部特約店にて販売しております。

当蔵売店は平日のみの営業とはなってしまいますが
気候も良くなるこれからの季節に
南会津・南郷にお出掛けの際、機会がございましたら是非ご覧下さい。

商品案内「そのほかの商品」


※弊社では通信販売は行っておりませんので、予めご了承下さい。
 弊社売店について(営業時間等) 

※また申し訳ありませんが、弊社ではお酒の直売は行っておりませんので
 お近くの弊社特約店にてお買い求め下さいますようお願い申し上げます。
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